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失敗しない? モバイルバッテリーの基礎知識と選び方

2018年9月17日

防災のためのモバイルバッテリーの選び方は、大別して4つあります。
・バッテリー容量:スマホ、タブレット、ライトなど、充電したいデバイスに何回充電できるか。
・最大出力:充電速度に大きく関係する電流の大きさを表すA(アンペア)が1Aか、タブレットに適した2Aか。
・出力ポート:1度に何台のデバイスに充電できるか。
・入力:本体に満充電するのまでの時間。

おさえておきたい基礎知識は、次の通りです。
・mAh(ミリアンペア・アワー)
バッテリー容量を表す単位で、数値が大きいほど大容量のバッテリーとなります。
ただし、満充電の状態でも、自然に放電してしまう自己放電で容量が減るため、実際に充電に使えるのは容量全体の約60%〜70%が目安。
繰り返し充電を行うと少しずつ劣化することを覚えておきましょう。
ちなみに、主なスマホやタブレットに内蔵されているバッテリー容量は以下の通りです。
・iPhone XS:2900mAh〜3000mAh
・Galaxy S9:3000mAh
・Xperia XZ2:3060mAh
・iPad Pro 10.5:8134mAh

・A(アンペア)出力と出力ポートの関係
タブレットに対応した2A以上のポートがあったとしても、2ポート合計3.6Aと表記されていると、2ポート同時利用で2Aとならないので、2A以上でないと充電できないデバイスの場合は注意しましょう。

・急速充電とは?
急速充電は、文字通り通常よりも速く充電できる機能です。
Androidデバイスの規格「QuickCharge(QC)」、最新のAndroidデバイスや新型iPhoneのUSB PD(USB Power Delivery)、メーカー個別としてAnkerの「PowerIQ」「VoltageBoost 」、cheeroの「Auto-IC」、バッファローの「AUTO POWER SELECT」などがあります。
いずれも、デバイスが対応していないと高速充電はできないので、まず、仕様を確認しましょう。

スマホに3回以上充電できるモバイルバッテリー

たとえば、10000mAhのモバイルバッテリーを購入したとします。
前述の通り、実際に充電できるのは、6500mAh程度なので、最新スマホの平均バッテリー容量3000mAhのデバイスには、2回ほど満充電できることになります。
災害時は、スマホを省電力設定にすることが基本ですが、バッテリー消費をおさえたとしても充電は必須なので、できるだけ満充電できる回数が多い方が得策です。
そこで、ここでは最新スマホに4回程度満充電できる20000mAhのモバイルバッテリーを紹介します。

・Anker PowerCore II 20000mAh
バッテリー容量20000mAh、USBポート×2。
出力:【PowerIQ 2.0出力】18W - 5V = 3A, 9V = 2A, 12V = 1.5A【PowerIQ出力】12W - 5V = 2.4A
Anker独自のPowerIQ 2.0で、最大18Wまでの入出力に対応。
Quick Charge対応充電器を使えば、わずか5時間ほどで本体充電が完了。
LED Wheelがで、バッテリー本体の残量を8段階で確認可能。

・KYOKA モバイルバッテリー 急速充電 30000mAh & ケーブル内蔵
バッテリー容量30000mAh、Lightning/Micro USB/Type-C/USB入力 4種類ケーブル内蔵。
4台同時充電 2個LEDライト 最大2.1A出力。ライト機能付き
バッテリー本体の残量をLEDスクリーンに1%単位で表示。

・モバイルバッテリー ソーラー 急速充電
31200mAhの大容量。入出力ができるUSB-Cポート。
Lightning、microUSB、USB-Cの3規格出力ケーブルに、本体に充電できるUSB-A入力ケーブルの4種類ケーブルが内蔵。

モバイルバッテリーには、使用充電回数や経年劣化で寿命が訪れます。
以前よりデバイスへの充電時間がかかったり、本体満充電までの時間がかかる、本体が起動しなくなった、などの場合は買い替え時期かもしれません。
現在使っているモバイルバッテリーをチェックして、必要であれば最新モデルを購入しましょう。

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