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地震に備えて、家具などの転倒・落下を予防するアイテムは?

2018年9月8日

東京消防庁の防災トピックスによると、地震が発生して家具などが転倒・落下・移動すると、ケガや火災、避難障害が発生する可能性があるといいます。
家具が倒れて身動きがしづらくなったり、出入り口付近が塞がれた状態で火災が発生すると避難ができずに閉じ込められてしまう場合があるわけです。

では、地震に備えて、家具などの転倒・落下を予防するためにはどうすればよいのか?
詳しくは、東京消防庁の「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」を一読しておくことをおすすめします。
ここでは、その中からいくつかをピックアップしておきます。

・集中収納で生活空間の家具を減らす
転倒や落下を予防する前に、生活空間にある家具などをできる限り減らすことができないか考えましょう。
クローゼットや押し入れ、備え付けの収納家具などに集中収納することで、居住スペースと収納スペースを分けるのが有効です。
・レイアウトを工夫する
地震はいつ発生するかわからないので、寝る場所や座る場所などにはなるべく家具を置かないようしましょう。
置く場合には背の低い家具にするか、自分がいる側や出入り口に転倒しないように家具の置き方に工夫が必要です。

上記の項目に注意しながら、地震に備えるために、家具や家電製品などを固定する対策を行いましょう。

家具などの転倒・落下予防対策アイテム

・L型金具で家具の転倒を予防する
最も効果の高い家具転対策器具は、L型金具などのネジを壁と家具をつけて固定する方法とのことです。

・突っ張り棒とストッパーで転倒を予防する
家具や壁にキズを付けたくない場合は、家具と天井を突っ張り棒で固定。さらに、ストッパーを家具の下に差し込んで壁側に少し傾斜させると、L型金具をと同等の効果を発揮するそうです。

・扉開放防止器具で食器などの落下を予防する
食器棚や収納家具などの扉が勝手に開いてしまわないように、扉開放防止器具でロックておきます。
両面テープでしっかり貼り付けるタイプが多いので、家具をキズつけることもありません
扉を開けたがる赤ちゃんのいたずら防止にも役立つアイテムです。

・ガラスが割れて飛散するのを予防する
家具が転倒したり、落下物などで扉のガラスが割れたとしても飛散しないように、ガラス飛散防止フィルムを貼っておきましょう。
凹凸面用や食器棚用など、用途別に揃っています。

家電製品などの転倒・落下予防対策アイテム

・テレビは、ストラップや粘着マットなどで連結・固定する
テレビは重心が高く、テレビ台ごと転倒することがあるので、壁や床などに固定しましょう。

・冷蔵庫や電子レンジは、ベルトやストラップで連結・固定する
冷蔵庫や脚の部分のロックを行い、上部をベルトなどで背面の壁と連結します。
電子レンジは、ストラップや粘着マットなどで固定しましょう。

地震による家具などの転倒を予防する方法をご紹介しましたが、これで万全ということではありません。
しかし、備えておくことで、慌てず冷静に行動ができたり、身の安全を守る適切な対処につながるので、お役立てください。

Source: 東京消防庁

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